私は福岡で家族で暮らしていましたが、実家の父は以前から病気で母が面倒を見ている状態でした。母が主に世話をしていて私は家が遠いので、なかなかお見舞いには行けずじまいだったのですが、母からは「もう長くはない」と話を聞かされていました。父の体調は日に日に思わしくなくなり、以前から入院をしていて点滴をしている状態になっていました。食べ物を食べれなければ先は長くないと聞いてましたが、緊急手術が必要になりました。一度お見舞いに行きましたが、意識などははっきりとしていて頭も全くぼけているということはありませんでした。しかし翌日、容態が急変し医師が心臓マッサージをして臨終を告げられました。その後、今まで喪主になった事がない私が喪主をすることになりました。そういった体験は初めてで、実際に私もどこまでできるのか不安で、葬儀社に任せようと思いました。家族に協力してもらい、スマホで評判が高い葬儀社を検索して決めました。本来ならば、いろいろと検討をして料金プランを比較するべきなのですが、そんな悠長なことを言っていられるほど余裕がなかったので、こちらの葬儀社に決めることにしました。そして、その葬儀社の提携会館で打合せをしました。葬儀内容については、はじめは火葬式を考えておりました。父は高齢で、友人知人も他界している方が多く、葬儀費用の面でも入院費にかなりのお金がかかったのもあり、葬儀費用にお金をかけられないのが正直あったからです。打合せでは、葬儀担当の方が葬儀内容を分かりやすく説明して下さり、費用も定額で追加料金がないという事で、安心しました。あとは母の意思を聞いて決定でしたが、母はどうしても父にもう少し付き添って居たいという思いがあり、結局お通夜を省いた告別式のみの一日葬に決まりました。お通夜はありませんが、家族や親戚がお参りに集まりました。納棺や祭壇などの準備を行い設置がされました。献花についても親戚と相談をして、出してもらえるようになりました。一泊二日の宿泊がプランに付いているので、親戚ともゆっくりと話ができましたし、また一番良かったのは、母が父に最後まで付き添って居られた事でした。悔いが残らず、やっぱり火葬式を一日葬に変えて良かったと思いました。一日葬のプランには、葬儀に必要なものは全て入っており、バタバタせずにスムーズに事が運んだのは救いでした。ありがとうございました。