葬儀の口コミロゴ

評判の良い葬儀社に
依頼できる口コミサイト

閲覧履歴

閲覧履歴

メニュー

葬儀の口コミ
葬儀社を探す
葬儀の情報
塩清めとはどんな行為?意味や作法について解説

塩清めとはどんな行為?意味や作法について解説

この記事は2分で読めます

塩清めとはどんな行為?意味や作法について解説
葬儀に参列すると、会葬礼状と一緒に小さな袋に入った塩を受け取ることがあります。
この塩を使って行うのが「塩清め」と呼ばれる穢れ(けがれ)を落とす行為です。
塩清めをした事はあるけど、見よう見まねで何となく行っている人もいると思います。
この記事では、塩清めの意味や作法について解説していきます。

【目次】

      塩清めとは?
    1. どんな行為?
    2. 塩清めの由来
      塩清めの行い方
    1. いつ、どこで行う?
    2. 塩清めの手順
      塩清めはしないといけない?
    1. 宗教により様々な考え方がある
    2. 塩がない場合の対処法
      日常生活における清めの塩の使い方
      清めの塩は食べてもよいの?
      清めの塩が余った場合は?
      まとめ
相談できるお葬式

powered by Delight Ad

塩清めとは?

塩清めとはどのような行為なのでしょうか?

どんな行為?

葬儀に参列すると必ず受付で記帳することになります。その際、香典返しや会葬礼状を受け取るのが一般的ですが、場合によっては、小さな袋に入った「清めの塩」が付いていることがあります。
葬儀後に、この塩を自身に振りかける行為のことを「塩清め」といいます。
葬儀に参列した際、身についてしまった邪気や穢れをそのまま自宅に持ち込まぬよう、清めの塩を使って自身を清めるという意味を持ちます。

塩清めの由来

昔から日本には、塩を使って身を清めるという風習があります。
太古までさかのぼれば、日本神話に登場するイザナギ(伊邪那岐)の取った行動にも表れています。妻であるイザナミ(伊邪那美)が亡くなり黄泉の国へと旅立った後、悲しみのあまりイザナミは黄泉の国まで妻に会いに行きます。結局は妻に諭され帰ることになるのですが、この旅で自身の身体に染みついた穢れを、日向の阿波岐原という場所で海水に浸かり清めたとされています。
塩には身を清める効果があると信じた人々は、天災や災害、疫病などの災いから逃れるため、塩を振りかけたり、海に入ったりして身を清めるようになったといわれています。

塩清めの行い方

塩清めの行い方
せっかく塩清めをしても、正しく行われてなければ意味のないものになってしまいます。
塩清めの行い方について解説します。

いつ、どこで行う?

塩清めを行うタイミングは、葬儀が終わり自宅へ戻った時になります。
ここで注意すべきは、自宅のどこで行うかという点です。塩清めを行う場所は玄関の外です。玄関をまたぎ自宅へ入ってしまうと、葬儀から持ち帰った邪気や穢れを家の中に入れてしまうことになります。身を清めるタイミングは、家の中に入る前であることを覚えておきましょう。
地域の風習によって葬儀からの帰宅時、車に乗り込む前に行う場合もあります。

塩清めの手順

塩清めを行う正しい手順について解説していきます。落ち着いて身を清めるためにもしっかりと頭に入れておきましょう。
①玄関前で塩を準備する
葬儀から帰宅したら、家に入る前に清めの塩を用意します。葬儀で受け取らなかった場合は、帰宅途中に購入したり、在宅の家族に用意してもらっても構いません。

②手を洗う
清めの塩に触れる手をきれいにします。家の外に水道が無い場合は、ペットボトルや水筒の水を用意するなどの工夫が必要となります。現代では水の用意が困難なため、省略されているケースが多いようです。

③順番に塩を振りかける
塩をひとつまみして身体に順番に振りかけます。
ふりかける順番は、「胸→背中→足もと」の順になります。この順番は血の巡る順番にならっており、血の流れとともに邪気が身体に流れ込むのを防ぐ効果があります。
それぞれの部位に塩を振りかけた都度、軽く払って塩と一緒に穢れを地面に落とすようにします。

④足もとに落ちた塩を踏む
最後に足もとに落ちた塩を踏んでから家の中に入ります。邪気や穢れとともに足もとに落ちた塩を踏みしめることで、災いを完全に断ち切ることができるとされています。
塩は身体の前後左右に落ちていますので、意識してその場で数歩踏みつけるようにしましょう。

塩清めはしないといけない?

「塩清めは必ず行うものなの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。日本人なら必ず行うべきなのか、また、塩がない場合はどうしたらよいかについて解説します。

宗教により様々な考え方がある

塩清めは古代日本に起源をたどる神道(しんとう)で行われてきた風習です。時代の流れとともに、仏教やキリスト教においても取り入れられることが多くなり今日に至りますが、浄土真宗のように清めの塩を使うことは死者への冒とくと考える宗派もあります。
必ずしも行う必要があるわけではないことを理解しておきましょう。

塩がない場合の対処法

葬儀で清めの塩が配られなかった場合、自分で用意した塩で代用することができます。海水から作られた塩を使用することが望ましいですが、用意するのが困難な場合はどの様な塩でも構いません。大切なのは身を清めようとする気持ちです。
また、「通夜振る舞い」や「精進落とし」などの食事をお清めと捉える地域もあります。お酒や料理によって邪気を払っていると考えられており、塩は必要ないとされるケースもあります。

日常生活における清めの塩の使い方

日常生活における清めの塩の使い方
普段の生活においても清めの塩を見かける場面があります。「盛り塩」と呼ばれるのがそれです。店先や住宅の玄関先に小さなお皿に塩が盛られて置いてあるのを見かけたことはありませんか?塩の力による厄除けや魔除けといった風水的な風習の意味で置かれていたり、塩清めと同じく穢れを清めるために置かれていたりするものです。
一般的には白い小皿に円錐形あるいは三角錐形に盛ります。塩の種類は特別これでなくてはいけないという決まりはありませんが、岩塩などの粗塩を使った方がきれいな形に整えやすいでしょう。

清めの塩は食べてもよいの?

清めの塩は食べてもよいの?
葬儀で受け取る清めの塩には「非食用」「食品には使用できません」と書かれていることがあります。乾燥剤が含まれていることもあるので、余ってしまっても食べるのはやめましょう。

清めの塩が余った場合は?

余ってしまった場合の対処法ですが、普通に生ごみ、可燃ごみとして処分して構いません。「罰当たりでは?」と気になる人は、庭や家の外に撒いたり、キッチン、お風呂場、トイレなどに流してもよいでしょう。

まとめ

塩清めは、元々は神道で行われていた習慣が仏教やキリスト教にも取り入れられるようになったものです。一方で、宗教宗派によっては行うことをタブーとしていたり、地域によっては塩を使わないやり方もあります。マナーとしてひと通りの流れを頭に入れておくと同時に、臨機応変な対応も求められます。

よくある質問

Q

塩清めとは何ですか?

塩清めとは、葬儀に参列した際に身についた穢れや邪気を落とすために行う儀式です。葬儀から帰宅する際、玄関の外で清めの塩を身体に振りかけ、自宅に邪気を持ち込まないようにする目的があります。日本の伝統的な風習の一つです。

Q

塩清めはいつ、どこで行うべきですか?

塩清めは、葬儀が終わり自宅へ戻ったタイミングで行います。場所は玄関の外が基本です。家の中に入る前に行うことで、葬儀から持ち帰った穢れを家に持ち込まないようにします。地域によっては車に乗る前に行うこともあります。

Q

塩清めはしないといけないのですか?

塩清めは必ずしも行わなければならないものではありません。神道では一般的な風習ですが、浄土真宗などの宗派では死者への冒涜と考えることもあります。宗教や地域によって異なるため、必ずしも必要ではありません。

Q

清めの塩がない場合はどうしたらよいですか?

葬儀で清めの塩が配られなかった場合、自分で用意した塩で代用できます。海塩が理想ですが、どんな塩でも構いません。大切なのは、清めようという気持ちです。地域によっては、食事で邪気を払うという考え方もあります。

葬儀の口コミ公式LINEバナー
小さな森の家

powered by Delight Ad

葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

X Icon

葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

【書籍】
後悔しない葬儀とお墓選び

Amazonランキング 冠婚葬祭・マナー部門1位獲得

Amazonランキング
冠婚葬祭・マナー部門1位獲得

『後悔しない葬儀とお墓選び』

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2025/5/30)

もしもの時に後悔しない選択をするために 葬儀とお墓選びで多くの方が失敗する落とし穴を徹底解説 国内最大手の葬儀社&お墓の口コミサイト 「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」運営社代表による、 損しないために知っておきたい、葬儀・お墓の基礎知識

【インタビュー記事】
「葬儀業界のインフラ企業」を目指して!AI活用で課題を解決するニッチ市場のオンリーワンとは

葬儀社/斎場/火葬場を探す

← ニュース一覧に戻る
葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる
口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園お墓が見つかる
口コミサイト

葬儀の口コミロゴ

葬儀の口コミ

評判の良い葬儀社が見つかる口コミサイト

お墓の口コミロゴ

お墓の口コミ

評判の良い霊園・お墓が見つかる口コミサイト

← ニュース一覧に戻る
葬儀の口コミ
葬儀社を探す
葬儀の情報