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玉串料の封筒の書き方や水引の選び方|葬儀や地鎮祭で違う?

玉串料の封筒の書き方や水引の選び方|葬儀や地鎮祭で違う?

この記事は3分で読めます

玉串料の封筒の書き方や水引の選び方|葬儀や地鎮祭で違う?
人生の節目で祈祷を受けたり神式の葬儀に参列したりする際、使うべき言葉や封筒などで戸惑う人も多いのではないでしょうか。
言葉や封筒を間違えると神様に対して失礼な行いになるため、万全を期したいものです。
そこで本記事では、神道で使われる「玉串料」についてご紹介していきます。
封筒を選ぶ際のポイントや儀式別の料金相場など、玉串料を納める際に抱きやすい不安を解消できます。
また、儀式によってお札の入れ方にも違いがあるため、礼儀を欠かさないよう参考になさってください。

【目次】

      玉串料とは
      玉串料封筒の表書き|正しい書き方と注意点
    1. お通夜・葬儀の表書き
    2. 結婚式・地鎮祭・七五三での表書き
      玉串料封筒の中袋の書き方
    1. 旧字体の漢数字早見表
      玉串料の相場
    1. 結婚式や祭事・祈祷の場合
    2. 葬儀など弔事の場合
      玉串料の封筒選びのポイント
    1. ご祝儀袋
    2. 不祝儀袋
    3. 白無地の封筒
      お札の入れ方
      渡し方のマナー
      玉串料と初穂料・お布施の違いとは?
      まとめ
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玉串料とは

玉串料とは、神式の冠婚葬祭において、神様に捧げる金銭のことです。結婚式や葬儀などの神事の場面で、神社や神主へのお礼として、また、式の開催者の負担を軽減する意味合いも込めて渡されます。

「玉串」とは、榊(さかき)に紙垂(しで)をつけたもので、神前に捧げる供物の一種です。紙垂は、神主が祓いの際に振る棒に付いている白い紙をイメージするとわかりやすいでしょう。

もともとは、参列者が神事の場で玉串そのものを奉納していましたが、時代とともに金銭で代える風習が定着しました。
現在では、神社や神主への謝礼、あるいは遺族の負担を軽くする目的で「玉串料」として金封に包んで渡すのが一般的です。

特に神道の葬儀に参列する際には、玉串料を持参するのがマナーとされています。金額だけでなく、表書きや包み方にも作法があるため、失礼のないよう事前に確認しておきましょう。

玉串料封筒の表書き|正しい書き方と注意点

玉串料封筒の表書き|正しい書き方と注意点
上部に「玉串料」又は「御玉串料」と記載し、下部に名前を記載します。
袋の種類が違う場合や儀式の内容が違う場合でも、表書きの書き方は同じでかまいません。また、子供のお宮参りや七五三などの際には、子供の名前を記載する場合もあります。

玉串料を複数で渡す場合は、3人までなら連名で記載します。しかし4名以上になる場合は代表者の名前を記載して、横に他一同と記載するのが一般的です。
弔事の儀式に対しての玉串料であれば、薄墨の筆を使います。

では、玉串料以外の表書きは使用されないのでしょうか。

ここでは、
・お通夜や葬儀での表書き
・結婚式・地鎮祭・七五三での表書き
これら2つについて解説します。

お通夜・葬儀の表書き

お通夜・葬儀の表書きは、玉串料、御榊料、御霊前と記載します。

注意点として、初穂料は表書きに適しません。

各種お祝いごとに使える初穂料は、主に慶事で用いられる表書きです。
そのため、弔事にあたるお通夜と葬儀は、玉串料を書くようにしましょう。

結婚式・地鎮祭・七五三での表書き

結婚式・地鎮祭・七五三など、お祝いごとに関する表書きでは、玉串料、初穂料、御榊料と記載します。

表書きが印刷された封筒を使用しても問題ありませんが、御霊前など、弔事に使われる表書きは避けるようにしましょう。

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玉串料封筒の中袋の書き方

玉串料封筒の中袋の書き方
表の中央に漢数字で金額を記載し、裏面の左下に住所と名前を記載します。
日常生活では算用数字を使うのが一般的ですが、神聖な儀式に対するものは漢数字を使うのが一般的です。

旧字体の漢数字早見表

現代表記旧字体
金額の旧字体の書き方


旧字体の書き方で困った方は、上記の表を参考にしてください。

5,000円と書く場合は「金伍仟圓」もしくは「金伍仟円」と書きます。
金額の先頭に「前」とつけるのを忘れないようにしてください。


玉串料の相場

玉串料の相場はどれくらいなのでしょうか。
料金表がある場所であれば、それに従ってお金を包めば問題ありません。

しかし、料金表がない場合や直接たずねても「お気持ちで」と明確な金額を教えてもらえないときもあります。
また、参列者として玉串料渡す場合は、神職に支払うと相場が違うため注意が必要です。

儀式別に玉串料の金額相場を紹介するため、あらかじめ把握しておきましょう。

結婚式や祭事・祈祷の場合

結婚式の謝礼として神職に支払う場合は、両家で5万円~10万円程度を包むのが相場です。

招待された場合は、披露宴の有無や関係性に応じた金額を包むことになり、1万円~10万円を渡します。

また祈祷などは5千円~1万円が相場になり、地鎮祭の場合は3万円程度の金額を包むのが一般的です。

葬儀など弔事の場合

一般的には喪主が神職に支払う金額は、30~40万円です。

参列者の場合は、以下の金額を目安に渡します。
両親:3万円~10万円
親戚:1万円~3万円
友人・知人:5千円~1万円
会社関係:3千円~5千円

弔事の玉串料は、仏式の香典と相場が同じと考えて問題ありません。
故人との関係性に応じて、適切な金額を包むようにしましょう。

玉串料の封筒選びのポイント

玉串料で使える封筒は3種類あるため、儀式の内容に見合う封筒を選びます。
参拝者が神様に捧げるのが玉串料ですから、祭事・弔事ともに使えます。

そのため、白無地の封筒・ご祝儀袋・不祝儀袋の3種類から、儀式に応じた物を選んでください。
また水引の結び目は意味を持つといわれていますので、封筒の種類だけでなく、結び目にも注意が必要です。

ご祝儀袋

結婚式などの慶事や祈祷の際には、ご祝儀袋を使います。
弔事以外の儀式で広く使えるため、お守りや御札を授かるときも問題ありません。

ただしご祝儀袋には
・結びきりの水引
・蝶結びの水引
・水引が印字されている物
・実物の水引がある物
・和紙の物

などの種類があり、入れる金額や儀式の内容で使い分ける必要があります。

以下のような目安で使い分けるといいでしょう。
何度も経験して良い儀式:蝶結びの水引
結婚式:結びきりの水引
1万円程度を包むとき:水引が印字されたご祝儀袋
1万円以上の金額を包む:実物の水引を推奨
5万円以上を包む:和紙など、豪華なご祝儀袋

不祝儀袋

神式で執り行われる葬儀や法要など、弔事の際には不祝儀袋を使います。
弔事に関する儀式であれば、神職に渡す・参列者が遺族に渡すときでも同じです。また神道で使う不祝儀袋は、模様の印字されていない物を選んでください。蓮の模様のイメージが強い人も多いでしょうが、模様入りを使うのは仏教などの場合のみです。

そして弔事の水引は、結びきり又はあわじ結びを選びます。不祝儀袋の場合も1万円くらいの金額であれば、水引が印字されている物でかまいません。しかし1万円以上を入れる場合には実物の水引を使い、5万円以上を入れる場合には、和紙で双銀の水引がある物が一般的です。

白無地の封筒

弔事と結婚式以外の儀式では、白無地の封筒を使っても問題はありません。

玉串料は神様に捧げるお金という捉え方になるため、中身が透けなければ白無地の封筒でも大丈夫です。
お宮参りなどの儀式や地鎮祭、お守りや御札を授かるときなどに使います。

お札の入れ方

お札の入れ方
お札の肖像画を表にして向きを揃えて入れます。向きが揃っていないと失礼と受け取られる可能性があるため、注意してください。

また慶事では新札あるいは綺麗なお札を用意し、弔事の場合は新札を避けるのが一般的です。

そして封筒に入れる際も弔事と慶事では以下のような違いがあります。
・弔事=肖像画が袋の下側
・慶事=肖像画が袋の上側

入れる向きをあわせないと必ずしも失礼になるわけではありませんが、可能な限り意識できるといいでしょう。

渡し方のマナー

料金などを確認しておき、封筒にお金を入れておきます。受付などがある場合は、当日受付で渡しましょう。
地鎮祭などで神職に出向いてもらった場合には、儀式が始まる前あるいは終わった後で直接渡しても大丈夫です。

出向いてもらったときには、別途「お車代」が必要になります。
受付がない葬儀や法要に参列する場合には、遺族に渡すのがマナーです。

玉串料と初穂料・お布施の違いとは?

玉串料と初穂料・お布施の違いとは?
玉串料と初穂料は神道で使われる言葉ですが、お布施は仏教で使われる言葉です。
玉串料は神道における冠婚葬祭で広く使えますが、お布施は使える場面が限られています。
そして初穂料は神様への感謝を伝える際に用いる言葉であるため、慶事でしか使えません。

よくある質問

Q

玉串料を包む際に適した封筒はどのようなものですか?

玉串料を包む封筒は、儀式の種類によって異なります。結婚式や祈祷などの慶事では、蝶結びや結びきりの水引がついたご祝儀袋を使うのが一般的です。一方、神式の葬儀や法要などの弔事では、不祝儀袋を用い、白無地の封筒も弔事や結婚式以外の儀式で使用できます。水引には意味があるため、適切な種類を選ぶことが重要です。

Q

玉串料の封筒にどのように表書きを記載すれば良いですか?

玉串料の表書きは、封筒の上部に「玉串料」または「御玉串料」と記載し、下部に自分の名前を記載します。子供のお宮参りや七五三では子供の名前を記載することもあります。また、複数名で包む場合は3人までなら連名で記載し、4人以上であれば代表者の名前を記載し「他一同」とするのが一般的です。弔事の際は薄墨を使うとより丁寧です。

Q

玉串料の中袋には何を記載すれば良いですか?

玉串料の中袋には、表面中央に漢数字で金額を記載し、裏面の左下に住所と名前を書きます。神聖な儀式で使用するため、金額は漢数字で記載すると良いでしょう。弔事であれば薄墨で書くのが礼儀です。また、慶事と弔事でお札の向きにも違いがあるため、注意してください。

Q

玉串料と初穂料の違いは何ですか?

玉串料と初穂料は、どちらも神道の儀式で使われるものですが、目的が異なります。玉串料は神道における冠婚葬祭で幅広く使用され、神職や神社に納める謝礼として用いられます。一方、初穂料は神様への感謝を表すため、主に慶事で使用される言葉です。仏教で使われる「お布施」とは異なり、神道でのみ使用する表現です。

Q

中袋がない封筒でも大丈夫?

中袋がない封筒でも問題ありません。その場合は封筒の裏面左下に住所・氏名・金額を記載します。神社によっては中袋なしの方が好まれる場合もあります。

Q

玉串料と初穂料は同じ封筒?

玉串料と初穂料は基本的に同じ封筒を使用できます。どちらも神様への謝礼という意味で、白いご祝儀袋や白無地の封筒が適しています。表書きだけを使い分ければ大丈夫です。

Q

金額を書く必要はある?

金額の記載は必須ではありませんが、書くのが一般的です。中袋がある場合は中袋の表面に、ない場合は封筒の裏面に「金○○円也」と記載します。金額を書くことで神社側の管理にも配慮できます。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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