「小さな森の家」で家族葬をするときの費用や評判は？追加費用や損しないための4つのポイントをご紹介。

小さな森の家の家族葬では、会員価格の場合、家族葬38プランが418,000円（税込）、家族葬58プランが638,000円（税込）となっています。さらにシンプルな直葬プランは会員価格104,500円（税込）、火葬プランは会員価格165,000円（税込）、一日葬プランは会員価格308,000円（税込）です。ただし、これらはあくまで「プラン料金」であり、ここに火葬料金、料理や返礼品、宗教者へのお布施、式場使用料（非会員の場合）などが加わるため、実際の総額は「小さな森の家　費用」として表示されている金額より高くなるのが一般的です。

小さな森の家での葬儀費用が高くなりやすいのは、プラン料金に含まれていない項目が増えたときです。非会員だと小さな森の家直営式場の使用料が11万円（税込）、落合斎場や桐ケ谷斎場など東京博善の式場を利用する場合は22万円（税込）といった式場使用料が別途かかります。通夜振る舞いや精進落としなどの料理代や香典返しの返礼品も、参列人数に応じて総額が大きくなります。また遠方で亡くなった場合など搬送距離が20キロを超えた場合の追加搬送費、安置日数が伸びた場合のドライアイス代（一日あたり1万円・税別）、エンバーミングや湯灌、祭壇や棺のグレードアップなどのオプションを追加すると、総額は想定以上になることがあります。

小さな森の家で損をしないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。入会金・年会費・積立金がすべて無料の会員制度に事前に入っておくことで、葬儀プランの割引が受けられるうえ、小さな森の家直営式場の使用料11万円相当が無料になります。 また事前相談の段階で「プラン料金だけ」でなく、火葬料、料理、返礼品、搬送の追加分、安置延長分、お布施、オプションなども含めた総額の見積もりを出してもらい、自分たちの希望と合わない不要なオプションが紛れ込んでいないか一つずつ確認することが重要です。国民健康保険や社会保険の加入者が亡くなった際の「葬祭費」「埋葬料」といった公的な補助金を忘れずに申請し、あわせて「葬儀の口コミ」サイト経由で小さな森の家に依頼することで最大1万5千円分の葬祭特別補助（Amazonギフト券の還元）も受け取れば費用の負担を抑えることができます。

小さな森の家の評判を見ていくと、全体としてはスタッフの対応と式場の雰囲気に関する良い口コミが多いのが特徴です。特にスタッフのマニュアル以上の心配りを評価する声が多く寄せられています。また白を基調とした清潔感のある式場や、家族葬専用式場として少人数の葬儀に適した落ち着いた空間であること、控室がリビングのようにくつろげる作りであることなども評価されています。

小さな森の家には良い評判が多い一方で、いくつか注意しておきたい口コミも見られます。費用面では、湯灌などのオプションが以前利用した業者より高く感じられた、パンフレットの表示価格だけで葬儀ができると勘違いしやすい、オプションを追加していった結果、予算よりかなり高くなってしまったといった声があります。家族葬専用で三十名ほどを想定した式場のため、親族が想定より多く集まった場合にロビーが狭く感じられたり、車で来る人が多いと駐車場が手狭に感じられたりするという指摘もあります。