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お通夜の必要性はある?通夜の意味とやらない基準、マナーをご紹介

お通夜の必要性はある?通夜の意味とやらない基準、マナーをご紹介

この記事は2分で読めます

お通夜の必要性はある?通夜の意味とやらない基準、マナーをご紹介
日本では、従来一般的に葬儀と言えばお通夜と葬儀・告別式を行うものという認識でした。
しかし近年、一日葬という通夜を行わない葬儀を行う人が増加。
そして2020年、新型コロナウイルス感染症の影響により一日葬を行う人が急増し、多くの方が感染対策として通夜を行わずに一日で葬儀を行いました。

そうなってくると「お通夜は本当に必要なもの?」「お通夜って何のためにするの?」「家族だけならお通夜はしなくていいのでは?」といった疑問が湧いてきます。お通夜は果たして必要なものなのでしょうか?
コロナ禍でお通夜を行う人が減った今だからこそ、改めてお通夜を行う意味について考えてみましょう。

お通夜の流れやマナーについてもご紹介します。

【目次】

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お通夜の意味・由来は?

お通夜にはどのような意味や由来があるのでしょうか?

ここでは3つご紹介します。

・故人の復活を願う
・宗教的な意味合い
・本当に亡くなっているかの確認

故人の復活を願う

お通夜は元々、遺族や親族だけで執り行うもので、一晩中線香の日を絶やさずに故人の思い出を語り合う時間でした。
これには、故人の事を語り合うことで、故人の復活を願うという意味合いがあったようです。

宗教的な意味合い

お釈迦様が亡くなった時に、弟子たちがその遺体のそばに集まって、夜通しお釈迦様の教えについて語り合ったことに由来しているとも言われています。

また、魂の抜けた遺体に悪霊が入り込まないように見張るという意味があったという説もあり、お通夜には宗教的な意味もあると言われています。

お坊さんに聞いてみると、宗派によって色々お話を聞くことができて面白いですよ。

本当に亡くなっているかの確認

生死の見極めが曖昧だった時代に一晩おいて死亡を確認するためという現実的な意味があったという説もあります。
まだ生きてしまっている人を火葬してしまったら大変ですからね。

医学が進歩した現代ではそのような心配はありませんが......。

さまざまな説がありますが、遺族が故人に夜通し付き添う時間という点では共通しています。

お通夜の位置づけの変化

しかし、そのような意味合いは現在では薄くなっています。
自宅でなく、斎場で葬儀を行う人が増えたことが原因の一つです。防犯・防災上の理由から一晩中線香の火をつけておくことを禁じている斎場が多く、また斎場に遺族が宿泊できる施設が備えられているとも限りません。

宿泊できる場所にも故人との関係性や人数による制限を設けている場所が多いです。
そのため、遺族や親族が夜通し線香の火を絶やさずに、故人の思い出を語り合って過ごすということは減りました。

参列者が来やすい時間だから行う?

現在では、昼間に行われることの多い葬儀・告別式に参列できない人でも、仕事終わりなどに参列して故人とのお別れができるように、お通夜を行うという別の意味合いが強くなりました。
本来は遺族や親族だけで行うものであったお通夜に、友人や近所の方、会社関係の方などが参列することが多くなったのはこの為です。
お通夜の後に参列者にお酒や料理を振る舞う、「通夜振る舞い」の場で、故人との思い出を偲びます。

お通夜って必要?

現在では、故人の友人や会社関係の方、近所の方などをお呼びするのであれば、参列者への配慮としてお通夜を行うのが一般的です。

しかし、形式などにこだわらずに会社関係の方や近所の方を呼ばない「家族葬」を行うのであれば、必ずしもお通夜が必要というわけではありません。

遺族や親族が遠方に住んでいたり、高齢である場合などはお通夜を行わずに、一日葬で済ます方が負担が少ないです。
また費用を抑えることもできます。

家族葬であっても、お通夜を行えば時間をかけてゆっくり故人とお別れをするという選択肢も。
家族だけならば参列者に振る舞う料理や香典返しが必要ないため費用を抑えてお通夜を行うこともできます。

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お通夜をしないと怒るお坊さんもいる?

葬儀社に「お通夜をしないで一日葬をしたい」と伝えると、必ず「お付き合いのあるお坊さん(菩提寺)がいるかどうか」を尋ねられます。
そして、そのお坊さんに一日葬でやりたいと伝えてください、と言われます。

お坊さんの中にはお通夜の宗教的な意味合いを重視していて「お通夜をしないとちゃんと供養できない」と考える方もいるからです。
そのためお付き合いのあるお坊さんに、お通夜をしないでも大丈夫かを事前に確認しておくことをオススメします。

コロナの影響もあり、寛容になっているお坊さんも多くなってきているので気軽に聞いてみてください。
またお付き合いのあるお坊さんがおらず、葬儀社に紹介してもらう場合には心配いりません。
お通夜を行わないことも了承しているお坊さんを紹介してもらえます。

お通夜の流れとマナー【遺族側】

それでは次に、お通夜を行う際の流れやマナーについて紹介します。

お通夜の流れ

①会場に到着
お通夜当日は、遅くても開式の1時間半まえほどには会場に行きます。
そこで葬儀社との進行の確認や、僧侶への挨拶などを行うのが一般的です。

②受付開始
開式の30分ほど前を目安に、受付を開始します。
参列者に声をかけられた際には、対応をしましょう。

③通夜開始
喪主や遺族は着席をし、お通夜が始まります。
僧侶が入場し、読経⇒遺族の焼香⇒参列者の焼香となります。焼香のタイミングや順番については、葬儀社が声をかけてくれるので、特に心配はありません。

参列者の焼香の際には、参列者から一礼されるので、座ったまま目礼または礼をして応えます。

④通夜振舞い
故人の供養、そして参列者への感謝の為に通夜後に料理を振る舞います。
僧侶が同席する場合には、遺族が接待をします。

お通夜のマナー

お通夜の際には、遺族は参列者や僧侶への対応をする必要があります。
参列者からお悔やみの言葉をかけられた際には「恐れ入ります」「ありがとうございます」と短くて構いませんので応えましょう。

焼香後、また通夜振舞いの前に喪主は参列者に向けて挨拶をします。
挨拶の内容は「参列への感謝、逝去の報告、生前の故人との関りへの感謝」の言葉を簡単にまとめます。

お通夜のマナー【参列者】

それでは次に参列者側のマナーを紹介します。

到着~通夜振舞い

基本的には早くても開式の30分ほど前、特別な事情がないのであれば遅くても5分前には到着しておきましょう。
余り早く着きすぎても、遺族の迷惑になってしまう可能性があるので注意が必要です。
早く着きすぎた場合には、近所の喫茶店または斎場内の喫茶コーナーなどで時間を潰しておきます。
遅れてしまった場合には、葬儀社の指示に従って動きましょう。

遺族は他の参列者への対応などもしなければならないため、遺族へのお悔やみの挨拶はできるだけ手短にします。

開式後は葬儀社の指示に従って、焼香を行います。
焼香前には、遺族に一礼をしましょう。

焼香後の通夜振舞は一口でもいただくのがマナーです。
しかしあまり長居したり、飲みすぎて遺族に迷惑をかけることがないようにしましょう。

まとめ

お通夜を行わない選択肢は、現代において増加しています。特にコロナ禍の影響で急増しました。
お通夜は故人とゆっくりとお別れできることや参列者に来ていただきやすいというメリットがあります。
お通夜をするか否かは、宗教的な理由や遺族の負担、費用面を考慮して柔軟に決めることが大切です。

よくある質問

Q

お通夜を行う意味は何ですか?

お通夜は、故人との最後の夜を共に過ごし、別れを惜しむための儀式です。遺族や親しい人々が集まり、故人の思い出を語り合いながら、心の整理をする場としての役割もあります。

Q

お通夜を行わない場合、問題はありますか?

お通夜を行わない場合でも、法律的な問題はありません。ただし、地域や宗教の慣習によっては、お通夜を重視する場合もあるため、関係者と相談して決定することが望ましいです。

Q

お通夜を省略する理由は何ですか?

お通夜を省略する理由として、遺族の負担軽減や参列者の都合、費用面の問題などが挙げられます。また、近年では簡素な葬儀を希望する傾向もあり、お通夜を行わないケースも増えています。

Q

お通夜を行う際のマナーは何ですか?

お通夜に参列する際は、喪服や地味な平服を着用し、遅刻や早退は避け、静粛な態度で臨むことが大切です。また、香典を持参し、遺族に対してお悔やみの言葉を伝えることもマナーの一つです。

Q

お通夜と告別式の違いは何ですか?

お通夜は、故人との最後の夜を共に過ごすための儀式であり、主に遺族や親しい人々が集まります。一方、告別式は、故人との最終的な別れを告げる公的な儀式で、一般の参列者も参加します。

Q

家族葬の場合、お通夜を省略しても良いのでしょうか?

家族葬の場合、参列者が限られているため、お通夜を省略するこも多くなっています。 お通夜を行わずに一日葬や直葬を選ぶことで、費用や遺族の負担を軽減できます。ただし、お通夜を行うことで時間をかけて故人とお別れすることも可能です。家族のみでゆっくりと静かに見送りたい場合は、必要に応じてお通夜をやることを検討しましょう。

Q

通夜をやらないと怒るお坊さんがいるって本当ですか?

お坊さんの中にはお通夜の宗教的な意味合いを重視していて「お通夜をしないとちゃんと供養できない」と考える方もいます。 最近では柔軟な考え方のお坊さんも増えているので、お通夜をしないことを相談してみましょう。

Q

お通夜は必ず必要ですか?

お通夜は必ずしも必要というわけではありません。従来、お通夜は遺族や親族が故人と一晩過ごす時間として行われていましたが、現代ではその役割が変わりつつあります。友人や会社関係の方々が仕事終わりに参列できるようにという配慮で行うケースが多いです。 家族葬や遠方からの参列者が多い場合、または費用を抑えたい場合には、お通夜を省略して一日葬を選ぶことも可能です。状況に応じた選択をするのが良いでしょう。

Q

お通夜にはどんな意味がありますか?

お通夜にはいくつかの意味があります。もともとは、遺族や親族が故人のそばで一晩過ごし、線香の火を絶やさずに見守りながら故人を偲ぶ時間でした。これには故人が復活することを願う意味や、魂が抜けた遺体に悪霊が入らないよう見張る宗教的な意味も含まれています。また生死の見極めが難しかった時代には、夜を通して本当に亡くなっているかを確認するという現実的な目的もありました。 現代では、友人や知人が仕事終わりに参列できるようにするための場として行われることが多いです。

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葬儀の口コミ監修者:営業部長 吉川 葉一
この記事の監修者

株式会社コムウェル(家族葬の四季風)

東京、神奈川、埼玉、コムウェルセレモニー全エリアの営業統括責任者。15年以上の経験を活かし、各エリア責任者へご家族の「あふれる想いに寄り添う葬儀」の提供に向けて指揮を執っている。

葬儀業界で豊富な経験を持ち、地域に根ざした丁寧な葬儀サービスを提供。無駄な費用を削減しながら、ご遺族が安心して故人を送り出せるよう、納得の価格と心を込めたサービスを両立している。

葬儀の口コミ監修者:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
この記事の監修者

株式会社ディライト

代表取締役 高橋 亮

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葬儀の人材派遣と集客支援の最大手、株式会社ディライトの代表取締役。20歳で葬儀の人材派遣スタッフとして働き始め、独立。以降約20年間、葬儀業界の「人の困った」と「集客の困った」を解消し続けている。

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