私は母が亡くなる前、ずっと一緒にいましたから、「いよいよダメそうだな」ということがなんとなくわかりました。 努力呼吸になり、下顎呼吸になり、その間隔が延びていって、それまでの過程である程度、私の心が決まって葬儀屋さんを調べ始めました。元々は個人葬を売りにしている葬儀屋さんの会員になっていましたので、初めはその葬儀屋さんにお願いすることになるのかなと思っていましたが、「実際にお願いする葬儀屋さんはここで良いのか」といろいろ調べてみると、口コミがあまり良くなくて、「安いことをいっていても実際は何だかんだで普通の葬儀屋さんに頼むよりも高くつく」ということを聞きました。「それじゃあ…」ということで、その葬儀屋さんはやめて他の葬儀屋さんを探すことにしました。まずは派手ではない葬儀屋さんを探して、次に口コミとかを見ていって、そうやって探していったときにインターネット上に悪い話が一つも出てこない東葛福祉葬祭さんを見つけました。それで「ここが良いだろう」という感じで決めました。
後日、近所に住んでいる介護職の方に「会員になっていたけど評判が良くないから他のところにするんだ」とボソッと言ったら、「良く調べたね」って言っていました。人の死に立ち会うことが多い介護職の方にとっても、やっぱりあまり良くない評判だったようです。今思えば、一日一組であんなにきれいな建物をたくさん維持するのだから、「そら高いだろうな」と思います。
葬儀は流山家族葬ホールで浄土真宗のご導師様に来て頂いて一日葬を行いました。ご提案頂いた通りに滞りなく終えられて良かったと思います。細かいところを言えば、お線香の箱等は目に入らないところに置いた方が良いかなとは思いましたが…。
当日はものすごい感情の起伏があって、折に触れて感情が爆発していましたけど、不思議だったのはご導師様のお経を拝聴しているとき、心がとっても穏やかになっていったことです。別に敬虔な仏教徒ではないのに、「なんか不思議なものだな」って思いました。また、火葬が終わってお骨に対面したときも、なんでかはわかりませんが冷静でいられました。あれは我ながら不思議だったと思います。きっと火葬が終わるまでの1時間、弟と二人でいろいろな話をして気分の整理ができたのかなと思います。親の死に際してですけど、大人になってからは一言二言の会話しかしていなかった弟と久々にさんざん話ができて、もう20年分くらいの話をしたような感じで、母としての最後の仕事をしてくれたと思います。いろいろな意味で良い別れができました。
あと、これは葬儀屋さんのことではありませんが、火葬場の控室は広過ぎたかなと思います。弟と二人だけだと若干、身の置き所がない感じでした。最近は家族葬が増えているので、改装することがあれば、一部屋を潰して小さい部屋をいくつか作ると良いと思いました。
葬儀を実際にお願いして、「祭壇をどうする?」「葬儀の段取りをどうする?」という打合せのタイミングっていうのは、葬儀屋さんとしては商売上、売上を高くするチャンスだけど、担当の西野さんはそういう感じが一切ありませんでした。それどころか「二人だったらこういう感じでよろしいんじゃないでしょうか?」とも言って頂けて、そこからは全幅の信頼を置いてました。また、物腰とか声が柔らかくて、こちらの感情が高ぶったときも静かに見守ってくれて、応対が心地良かったです。あとはLINEで連絡が取り合えることも楽で良かったです。ありがとうございました。